ぼくの小規模なワークスタイルの見直し 2021
2008 年 4 月からフルタイムの労働者をやっている。2021-09-27 時点で 3 つの会社を経験している。ここまで、会社に属さずに過ごす時期ってのはほとんどなかったから、だいたい 13 年半くらいずっとフルタイムで働く会社員として生活してきた。 約 13 年半の間に「自分なりのワークスタイル」を身につけていて、自分の特性を活かして自分らしく働けてきたと思うし、幸いなことに不満のない評価も受けていて、ここまでの日々を気に入ってもいる。直近数年は家族が生活に困るようなこともなかった。 2021 年 9 月に、ひとやすみ 2021-09 という転機が訪れた。まるまる 1 週間くらいお仕事に取り組めない期間があって、なんだか思考の体力が落ちてしまったというか、1 日当たりの「行動力」「判断に使えるリソース」的なものが減ってしまった感触がある。最大 MP が減った、とでも言えばいいだろうか。これが一時的なものなのか恒久的なものなのかは今後数ヶ月を過ごして見極めていくことになりそうだけど、とにもかくにも「今の自分は、以前と同じようには動けない」ということは強く実感している。これをいい機会だと捉えて、これまでに自分が身につけてきた自分のワークスタイルがどんなものであるかを整理しながら、場合によってはそれをアンラーニングして、次のワークスタイルを見つけていきたい。 ひとやすみに関連してやったこと
精神を安定させることを最優先にして、細かいところで下記のような見直しをおこなった。 広く見渡してバリューチャンスを見つけるスタイルだったけれど、当面は最小限に近づける
広く見渡してバリューチャンスを見つけるスタイルだったけれど、当面は最小限に近づける
かなり強く自分に結びついた情報だけ残して、それ以外はフィルタでばんばんアーカイブすることにした
労働時間の見直し
前提として、これまでに勤務先から長時間労働を強いられるようなことはなかった
ただ、お仕事大好き人間として「通知が目に入ってちょっと気になっちゃってお仕事関連のなにかについて自主的に考え始める」ようなことはちょいちょいあった これを勤務時間に計上しようと思ったことはなかったけど、脳のリソースをお仕事に割り当てていたとは言えるか〜
当面、出勤と退勤の区切りでお仕事モードのオン・オフをばちーんと切り替えることにしてみる
労働日数の見直し
有給休暇を溜め込みがちだったので、積極的に利用する 2021 年内は「週に 5 日間の労働は避ける」くらいの塩梅でやってみる
スタイルの見直し
これまでの自分については真っ向勝負を避けがちな人生に書いてみた。先述の「見直し」で、あえて情報のアンテナを弱める方針を多く取っている。広く見渡してバリューチャンスを見つけることで、他の人が気付いていないような場所でバリューを出すような戦術でやってきたけれど、これは MP 消費が激しい戦い方である。念能力でいうところの「円」を駆使するスタイル。これはメンタル不調と極めて相性が悪いと判明した。 広く見渡すのをやめると、目の前の一点に集中して撃破していくような戦い方になる。自分としてはあまり得意ではないと思っているが、今回のようなきっかけでもなければ試すこともなかったかもしれないので、いい機会だと思ってやってみよう。お子さんが生まれたあとに「これまでのような時間の使い方はできないので、短時間で効率よくタスクをこなす働き方を身に着けました」と話されているインタビュー記事なんかを何度か読んだことがあって、それを思い出す。リソースが制限されているからこそ新しいスタイルが見つかるかもしれない。前向きに取り組んでみようと思う。